【重要】遺品整理で絶対に捨ててはいけないもの10選!後悔しないための決定版リスト

遺品整理を進める際、「これは捨てても大丈夫だろう」と安易に判断してしまい、後から取り返しのつかない事態に陥るケースが少なくありません。

特に相続手続きや各種名義変更に必要な書類を処分してしまうと、膨大な時間と費用をかけて再発行や証明を行う必要が生じます

この記事では、遺品整理で絶対に捨てない方がいいものを厳選してご紹介します。手続きで詰まらないよう、処分前に必ず確認しておきましょう。

捨ててはいけないもの一覧|重要度別の分類表

遺品整理で捨ててはいけないものを、重要度と種類で整理しました。

分類該当するもの重要度
公的・法的書類戸籍謄本・住民票・マイナンバーカード・パスポート・遺言書最重要
金融関連通帳・印鑑・キャッシュカード・保険証券・証券口座書類・借入契約書最重要
デジタル情報ID・パスワードのメモ、アカウント情報重要
価値判断が必要貴金属・ブランド品・骨董品・コレクション類重要
思い出の品写真・アルバム・手紙・日記・形見の品重要

1. 公的書類がないと相続手続きが一切進まない!

戸籍謄本、住民票、マイナンバーカード、パスポートなどの公的書類は、相続手続きや各種名義変更で必ず求められる書類です。

戸籍謄本とは:家族関係を証明する公的な書類のことです。

これらがないと、銀行での口座解約、不動産の名義変更、保険金の請求など、あらゆる場面で手続きがストップしてしまいます。

一般的に、故人の本人確認資料として提示が必要となるため、遺品整理では最優先で保管すべき対象とされています。

2. 遺言書は勝手に開封厳禁!法的効力を持つ最重要書類

遺言書は法的効力を持ち、遺産分割の方針を左右する最重要書類です。

特に自筆証書遺言(故人が手書きで作成した遺言書)の場合、家庭裁判所での検認手続きが必要となります。

検認とは:遺言書の内容を裁判所が確認する手続きのことです。

民法に基づく専門家の見解でも、遺言書を勝手に開封してはいけないとされており、発見したらまず専門家に相談することが推奨されています。

エンディングノート(故人が生前に書き残した希望や情報をまとめたノート)も、故人の意思を知る貴重な手がかりとなります。

3. 通帳・印鑑・キャッシュカードがないと預金が凍結される?

金融機関での預貯金の解約や相続手続きでは、通帳、キャッシュカード、印鑑の原本提示が求められるのが一般的です。

これらがないと、相続税の申告に必要な残高証明の取得にも支障をきたします。

金融機関の実務では、解約後も一定期間は関連書類を保管しておくことが望ましいとされています。

遺品整理で捨てない方がいいものの筆頭といえるでしょう。

4. 保険証券と証券口座書類|受け取れるはずのお金を逃していませんか?

生命保険の証券や投資信託、株式などの証券口座関連書類は、保険金や解約返戻金、配当金の受取に直結する重要書類です。

解約返戻金とは:保険を途中で解約したときに戻ってくるお金のことです。

業界団体の情報によれば、これらの書類がないと請求手続きが大幅に遅れ、場合によっては権利行使(お金を受け取る権利を実行すること)ができなくなる可能性もあります。

特に近年増加しているネット証券の場合、ID・パスワード情報も合わせて保管が必須です。

5. 借入契約書を捨てると相続人が借金を背負うリスクも

住宅ローンやカーローン、リース契約などの借入関連書類は、未払いの残債が相続財産に含まれるため必ず確認が必要です。

相続財産とは:亡くなった方から引き継ぐ財産のことで、プラスの財産だけでなく借金も含まれます。

民法および契約実務の観点から、これらの契約書を処分してしまうと支払義務の有無や残高の確認が困難になります。

遺品整理では債務関連書類も捨てない方がいいものとして認識しておくべきです。

6. デジタル遺品|IDとパスワードがないと全てにアクセス不能

ネット銀行、クラウドストレージ、SNSアカウントなどのデジタル資産は、ID・パスワード情報がないと完全にアクセスできなくなります

公的機関や専門業者の情報によれば、近年このデジタル遺品の重要性が急速に高まっています。

一度削除や初期化をしてしまうと復旧は不可能です。

メモやノートに記載されたログイン情報は絶対に捨ててはいけません。

7. 古びた指輪やバッグが実は高額?貴金属・ブランド品の落とし穴

古びた指輪やネックレス、使い古されたバッグなどは、一見すると価値がないように見えても金・プラチナ・ブランド品には確立された中古市場が存在します。

専門業者によれば、刻印や素材を確認すれば想定外の高値がつくケースも多いとのことです。

「これはもう古いから」と捨てる前に、必ず専門家の査定を受けることが推奨されています。

8. 骨董品とコレクション類|ガラクタに見えても専門市場では高値

古書、古銭、レトログッズ、フィギュアなどは、専門市場では高額で取引される可能性がある品目です。

業界情報によれば、汚損や破損があっても価値を持つ場合があり、素人判断での廃棄は経済的損失のリスクが非常に高いとされています。

遺品整理では、一見ガラクタに見えるものこそ慎重に扱うべきです。

9. 写真とアルバムは二度と手に入らない|後悔が最も多い品

写真、アルバム、映像、手紙、日記などは時間経過とともに価値が増し、一度処分すると二度と手に入らない代替不能な資料です。

専門家のコラムでも、遺品整理後に最も後悔されるのがこれらの思い出の品だと指摘されています。

すべてを保存するのが難しい場合は、スマートフォンで撮影するなどデジタル化してデータとして残す方法も検討しましょう。

10. 形見の品は家族間トラブルの火種になりやすい

故人が愛用していた時計、衣類、楽器などは、金銭的価値以上に家族にとって感情的価値を持つ重要なアイテムです。

業界の実務経験では、形見分け(故人の愛用品を親族で分け合うこと)の対象となる品を勝手に処分してしまい、家族間でトラブルになるケースが後を絶たないとされています。

遺品整理では、必ず関係者全員で相談してから判断することが大切です。

まとめ|迷ったら「専門家に相談」「家族で共有」の2原則

遺品整理で絶対に捨ててはいけないものは、手続きに必須の公的書類・金融関連書類、価値判断が難しい貴金属・骨董品、そして代替不能な思い出の品の3つに大別できます。

特に相続手続きに関わる書類を処分してしまうと、再発行や証明に膨大な労力がかかります。

遺品整理で捨てない方がいいものかどうか迷ったら、専門家に相談する、家族で共有してから判断する、この2つの原則を守ることで後悔しない遺品整理が実現できるでしょう。